
神戸市は三宮中央通りを使って都心再整備の一環である歩行者優先事業の社会実験を開始します。その名も「KOBEパークレット」。パークレットとは米国サンフランシスコが発祥の公共事業で車道にウッドデッキを敷き、カフェスペースを設けて賑わいや憩いの場を創出します。
三宮中央通りの車道停車帯東西三ヶ所に全長約12.7m、幅3.4mのウッドデッキを整備。
デッキにはベンチやパラソル、テーブルを設置。車道側には花壇が設けられて、デッキと車道を隔てます。
これまで三宮中央道りでは春と秋の年2回に渡って、三宮中央通りカフェストリートが開かれ、シェードの付いたテーブルセットが置かれてきました。基本的に歩道に通行の妨げとなる物を常設する事は道路交通法で禁止されています。今回のパークレットも社会実験を名目に有期措置として来年3月までの実施を予定しています。
整備中のパークレットです。西側に設置される二ヶ所の内の北側部分です。
車道側は水平のウッドパネルで覆われて、このように見えます。
東側は北側に一ヶ所のみ設けられるパークレットです。
都心エリアでは旧居留地内ですでに実施済みの歩道幅員拡大と車道の削減によって一定の賑わい創出効果に貢献が認められました。これに自信を深めた神戸市は三宮駅前再整備の主要政策として駅前エリアの車道を一切、廃止する三宮クロススクエア構想を段階的に実現していく予定です。これに絡めて都心エリアのあちらこちらでも歩道拡大の為の布石を置いています。一昨年前に実施された社会実験では鯉川筋の一部で車の通行を禁止し、その影響を検証しました。市の構想ではは将来的に鯉川筋や三宮中央通りも歩行者空間に変更する方針のようです。
先日、小さな娘を連れて初めて三宮を歩いたのですが、はしゃいで走り回ろうとする娘が危なっかしくて気が気ではありませんでした。もう少し彼女の分別がつくようになるまでは、「ウミエが快適だな」と思いました。都心エリアの歩行者優先は子育て世代や高齢者の支持は強いかもしれません。人口減社会に突入しつつある現在、歩行者優先の都心部がどのような経済的影響を受けるのか。より賑わうのかそれとも車での来街者が減って衰退するのか。大丸カーポートに長い車列が出来ているのを横目に見ながら、想いにふけりました。
KOBEパークレット社会実験実施
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東遊園地のようなコーヒースタンドやクレープスタンドなんかも併設して欲しいな
三宮に負けじとついにumieに動きがありました
12月に地下フロアも含めて一斉オープンでしょうかね
https://townwork.net/detail/clc_2586344007/joid_87345786/
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いつも思うのですが、市がこういうイベントをやるときは協賛を募ったり一部有料テナントにするなりして
しっかりお金を掛けて見栄えの良いものにして欲しいと思います。
これもそうですが、東遊園地のカフェなんかも文化祭の模擬店みたいなんですよねえ